観葉植物肥料ポイント

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観葉植物の肥料の選び方のポイントまとめ(元肥・追肥についても)

※記事内に広告を含みます。

肥料は、ホームセンターや園芸店に行くといくつか種類があります。肥料を選ぶ基本的なポイントがわかっていると、不必要にたくさん買わずに済みます。

日和
肥料を選ぶポイントは成分の割合です。

では順番に見て行きましょう。

植物の生育に必要な肥料の成分を解説

植物が生育するために最も必要な養分を肥料の3要素と呼びます。

その3つの成分は、

  • 窒素
  • リン酸
  • カリ

です。

日和
この3つは土の中で不足しやすいので、肥料で補う必要があります。
窒素(N) 葉や茎をつくるのに必要です。葉や茎を大きくしたり葉緑素を作って緑を濃くしてくれる作用もあります。
リン酸(P) 花が咲いたり実ができるように促してくれる成分です。
カリ(K) 根や細胞の繊維を丈夫にしてくれる作用があります。耐寒性を高める作用もあります。

パッケージに配分は書いてあります。

肥料

日和
うちに転がってた肥料です(笑)

肥料配合いっしょですよね。N-P-K=6-6-6

つまり、極論どちらか一つでもとりあえずは良かったってことです。買った時は書いてある意味をわかっていなかったので、こんなことになっていますorz

N-P-K=10-10-10だと全部の要素が同量の配合です。

N-P-K=10-8-8だと窒素が他の要素より少し多く含まれていることになります。

観葉植物におすすめの肥料はどんなもの?

観葉植物は基本的に葉を楽しむものですよね。

なので選ぶときには

  • 3要素がバランスよく配合されているもの
  • 少し窒素の要素が多いもの

がいいですね。

観葉植物は室内に置くことが多いので、あまりにおいがしない化成肥料がおすすめです。

肥料は種類によって使うタイミングが違う

肥料の種類は

  • 有機肥料
  • 化成肥料

があり、化成肥料には固形タイプと液体タイプがあります。

有機肥料 微生物に分解されてから効果が表れるもの。臭いがしたり効き始めるまでに時間がかかる。
化成肥料(固形タイプ) 水やりをするたびにゆっくり成分が溶け出していくので、効果が長く続く緩効性。

植物を植え付ける時に事前に与える元肥(もとごえ)や、育てているときに後から肥料を与える追肥(ついひ)に適しています。

化成肥料(液体タイプ) すぐに効果が表れる即効性で効果は長く続かない。追肥向き。

室内で楽しむ観葉植物にはにおいがしない化成肥料がおすすめなので、化成肥料を使う前提で解説します。

元肥(もとごえ)とは

植物を植え付ける土を用意するときにあらかじめ混ぜ込んでおく肥料のことです。

観葉植物は鉢で買うことが多いと思うので、最初に買ったときはあまり考えなくていいかもしれません。土に最初から肥料が入っているかどうかもポイント。

植え替えの時は元肥を与えましょう。注意しないといけないのは、肥料が根に当たらないようにすること。栄養過多になってしまって、植物がいたんでしまって逆に弱ります(人間でいうところの暴飲暴食状態ですね・・・(;^_^A)。

日和
植え替えの時に使う元肥は直接根に当たっても大丈夫なタイプの肥料を選ぶと安心です。

根に当たっても大丈夫な肥料は

観葉植物はマグアンプの方が使いやすいかと思います。使いやすいので初心者さんにもおすすめ。粒の大きさで効果がある時間の長さが違います。

小粒は効果が2か月ほどなので、元肥にはおすすめしません。中粒で1年ほど、大粒で2年ほどです。目安ですが。小粒は元肥に使うより追肥に使う方がおすすめですね。

追肥(ついひ)とは

追肥は元肥の効果がなくなってくるころに肥料の成分を補うために与えます。

化成肥料には固形タイプと液体タイプがあるのでそれぞれ解説します。

固形肥料には粒状タイプと錠剤タイプがある

マグァンプKの小粒タイプなどです。


日和
粒タイプは表土に直接まいて使います。

錠剤タイプは土の表面に置いて置き肥として使います。

肥料を鉢のふちに置いて軽く土に埋め込みます。

観葉植物におすすめの錠剤タイプはこれ。

ネクスコートは効果が4~5か月続くので簡単なのが好きなひとにおすすめ。

錠剤タイプは丸っこい形をしているものがほとんどですが、こんなにかわいい肥料もあります。

これ、肥料がハート型!!これはもう映える!(笑)目新しい肥料をつかってみたくなったらこういうのもアリですよ☆

液体タイプは薄目にして水やりのかわりに与えると安心

観葉植物に液体肥料をあげるときは肥料の規定の薄め方よりも倍くらいに薄めて水やりのかわりに回数を増やすほうが安心です。

液体肥料は使いやすいですが、濃い液体肥料を与えると根から水分が抜けてしまって根がしおれてしまうことがあります。

液体肥料は生長が旺盛な4月~9月ごろの生長期、秋の生育不足を補うときにあげると良いです。

観葉植物におすすめの液体肥料はこのあたり。

季節ごとの肥料の与え方のめやす

基本的に気温が15℃以上の時期(春~秋)にあげるといいです。冬は休眠状態になるので基本的にはあげる必要はないです。

ただ室内の温度が常に高い場合など新しい芽が出たりする場合は、規定の倍くらいには薄めた液体肥料を2週に1回ほどあげると良いです。

成長が止まったら肥料をあげる必要はありません。

土の上に錠剤タイプを置きます。
液体タイプの肥料を2週間に1~2回程度与えます。
薄目の肥料を2週間に程度あげる。錠剤の肥料は取り除く。
成長が見られるなら薄目の肥料を2週間に1回程度。成長が止まったら肥料をあげるのはやめる。

まとめ

観葉植物の肥料の種類と使い方について解説しました。

日和
なんとなく有機肥料がいのかな・・・?

なんて考えは観葉植物には無用です(笑)化成肥料を固形と液体で用意しましょう。

肥料のやりすぎで植物を枯らす失敗は初心者さんにありがちなので、気をつけましょうね☆

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日和

癒しを求めてまず観葉植物にたどり着きました。そこからプランターで野菜の栽培・お花まで手広く始めました。グリーンのお世話は精神安定剤にもおすすめ☆

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