プランター菜園用語

道具・用語

プランターで家庭菜園するときに知っておきたい用語まとめ

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家庭菜園を始めると知らない用語がたくさん出てきます。いままで土いじりとかしたことなかったら初めて聞く単語ばっかりですよー(笑)

少しずつ覚えていけばいいけど、ひととおり用語を解説していきます☆

日和
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あ行

赤玉土(あかだまつち)

水はけ、水持ち、通気性の良い赤土が乾燥した有機質を含まない弱酸性土のこと。大粒・中粒・小粒があり、腐葉土とブレンドして使われることが多い。

浅植え(あさうえ)

苗や種球を植える時に、普通よりも浅く植えること。

あんどん仕立て(あんどんじたて)

つる性の野菜を育てる時に使います。

あんどん仕立て

イメージとしてはこんな感じ。

数本の支柱に輪っかを2~3段固定しているあんどん支柱につるをからませていって栽培します。これはプランター栽培ならではの方法ですね。

育苗(いくびょう)

読んだ通りで苗を育てること。

種をまいて苗がしっかり生長するまで育苗箱などで環境を整えてあげて丈夫で元気な株に育てることです。

一番花(いちばんか)

株で一番最初に咲く花のこと。または花房のこと。

一本立ち(いっぽんだち)

苗を間引いて一本だけで育てること。

植え傷み(うえいたみ)

植え替えや植え付けの時に起こる障害で、根が切られたりすることで生育が少し止まってしまったり最悪枯れてしまうことも。

植え替え作業等は繊細です(;^_^A

植え付け(うえつけ)

苗を用土を入れたプランターに植えること。(もちろん地植えでも植え付けといいます。)

ウォータースペース(うぉーたーすぺーす)

プランターのふちと土までの数センチの空間。

腋芽(えきが)

わき芽のこと。

歯の付け根から出る芽のことで側芽ともいいます。

雄しべ(おしべ)

花粉が入っているやくと、やくを支える花糸で構成されているもの。

遅霜(おそじも)

晩春から初夏の時期に降りる霜のこと。

親づる(おやづる)

つるをのばす植物の最初に中心に伸びるつるのこと。

メインの茎になるので主枝(しゅし)とも呼ばれます。親づるから出たつるが子づる、子つるから出るつるは孫づると呼ばれます。

オベリスク

パイプや竹を組んでタワー状にしたもので、つる植物の誘引に使われます。

か行

外葉(がいよう・そとば)

外側の葉のことで、中心から出る新しい葉を包んでいます。

キャベツやレタスなどの結球した部分の外側の葉のことを言います。

果菜(かさい)

実を食べる野菜のことで、トマトやカボチャなどを指します。

豆類、果物も含まれます。

化成肥料(かせいひりょう)

チッソ・リン酸・カリウムの主要3栄養素のうち2つ以上を含んだもの。

固体と液体のものがあります。

活着(かっちゃく)

プランターなどに植え付けた苗がうまく根付くこと。

挿し木した植物が根付いて生育することも活着を呼ばれます。

株間(かぶま)

株の中心から隣の株の中心までの距離のこと。

株元(かぶもと)

株の根元の部分のこと。植物と地面が接している部分のことを言います。

花蕾(からい)

つぼみのこと。

野菜だとブロッコリーやカリフラワーは花蕾を食べています。

カリウム肥料(かりうむひりょう)

肥料の3要素のうちの一つのカリウムを主成分にした肥料のこと。

カリウムは根の部分の生育を助ける作用があり、「根肥(ねごえ)」とも呼ばれます。

緩効性肥料(かんこうせいひりょう)

すぐに効く即効性ではなくゆっくりじわじわ効果が出る肥料のことです。

完熟堆肥(かんじゅくたいひ)

原料の有機質の分解が完全に終わって熟成が進んだ肥料のこと。

寒冷紗(かんれいしゃ)

織り目の粗い薄い布に糊付けしたもの。植物や温室をおおって遮光・防風・防虫目的でつかう。素材は綿・麻・ポリエチレンなどがある。

希釈倍数(きしゃくばいすう)

液体肥料の原液などを水で薄めて使う時の何倍で薄めるかの倍数のことを言います。

強剪定(きょうせんてい)

大きくなり過ぎた樹木を小さくする、思い切った剪定など剪定の程度が大きいものを言います。

切り戻し(きりもどし)

伸びすぎた茎や枝を切ること。茎や枝が伸びて見栄えが悪くなっていても、切り戻しをすると新しく脇目が出て整った姿になる。分枝を促進したり、葉からの蒸散を抑える目的ですることも。

苦土石灰(くどせっかい)

苦土(マグネシウム)を含む園芸用の石灰(カルシウム)のこと。

植え付け時に苦土石灰をまいてよく混ぜておくと土の酸度を調整できるのと肥料になり二重の効果が期待できます。

クラウン(くらうん)

地際にある節間が短くなって肥大した茎の部分のことを言います。

結球(けっきゅう)

キャベツやレタスなど、内側の葉が重なり合って巻いて行き球状になることを言います。

茎頂(けいちょう)

茎の先端付近のこと。

細胞分裂も盛んな部分で生長点でもあります。

嫌光性種子(けんこうせいしゅし)

光が当たると発芽しにくい種子のこと。種まきをしたら、しっかり土をかけてあげて光が当たらないようにしましょう。

好光性種子(こうこうせいしゅし)

嫌光性種子とは反対に光に当たらないと発芽しにくい種子のこと。

うすーく土をかけてあげる。

腰水(こしみず)

水やりの仕方のひとつで浅い容器に水をはって鉢を入れ、鉢底穴から水を吸わせる方法。

腰水灌水を略した言葉。

根菜(こんさい)

にんじんや大根など、根が肥大して大きくなった部分を食べる野菜のこと。

コンテナ(こんてな)

野菜やハーブなど、植物を植える容器の総称で鉢・プランター・樽などのこと。

材質は様々で大きさや形も色々。

家庭菜園をおしゃれなプランター(コンテナ)で始めてみよう☆

コンパニオンプランツ(こんぱにおんぷらんつ)

同じプランターの中や近くに植えることで、それぞれの嫌いな害虫を防いだりでき良い影響を与える組み合わせの植物。

さ行

直まき(じかまき)

花壇や畑、プランター(コンテナ)などに直接たねをまくことを言います。

敷きわら(しきわら)

株のまわりや栽培場所全体にわらをしきつめること。

保湿効果で乾燥を防止できたり、雨がふっても泥が散るのを抑えることができる。マルチングの一種。

シード(しーど)

たねのことで、料理に使えるものもあります。

地ぎわ(じぎわ)

植物が土に埋まっている部分と地上で生長している部分のさかいめのあたりのこと。

支柱(しちゅう)

背が高くなる植物やつる性の植物が生長しやすいようにあらかじめ立てておく棒の支えのこと。

子房(しぼう)

雄しべの基部にあり、袋のようにふくらんでいる部分のこと。

遮光(しゃこう)

光をさえぎること。遮光することによって光の量を調整し日陰を好む種にも適した環境にしたり、夏に温度が上がり過ぎるのをふせぐ。

種球(しゅきゅう)

種と同じ意味合いの球根のことを言います。らっきょうやにんにくなどは種球から育てます。

主枝(しゅし)

株の中心になる太い茎や枝のことを言います。

子葉(しよう)

植物の最初にできる葉のことを言います。

小果樹(しょうかじゅ)

あまり大きくならない身をつける果樹の樹木のこと。

ブルーベリーやラズベリーなど。

ブルーベリー

人口受粉(じんこうじゅふん)

人為的に雄しべの花粉をめしべにつけることで、ウリ科の野菜などで行われる。

悪条件でも確実に受粉させれるのがメリット。

水和剤(すいわざい)

殺菌剤の形状で水で薄めて使う。

条まき(すじまき・じょうまき)

すじ状にたねをまくこと。

一直線のまき溝を作ってそこに種をまいていきます。

スプラウト(すぷらうと)

カイワレダイコンなどの芽もの野菜で発芽して間もない幼植物を利用する植物の総称。

節間(せっかん)

葉が茎につく部分の間隔のこと。

剪定(せんてい)

植物の茎や枝を切ること。

側芽(そくが)

腋芽(えきが)のことを言います。

速効性肥料(そっこうせいひりょう)

すぐに効果が出る肥料のこと。

た行

耐寒性(たいかんせい)

寒さや低温に強い性質のこと。

耐暑性(たいしょせい)

暑さに強い性質のこと。

堆肥(たいひ)

落ち葉や枯れ葉、家畜のふんなどをつみかさねて発酵させた土壌改良剤のことで、わずかに肥料成分も含む。

耐病性(たいびょうせい)

病気になりにくい性質のこと。

多年草(たねんそう)

1年で終わりではなく2年以上にわたって生存する草花のことを言います。

遅効性肥料(ちこうせいひりょう)

ゆっくりと効果があらわれる肥料のことで有機肥料は大部分が遅効性です。化成肥料にもあります。

窒素肥料(ちっそひりょう)

ちっ素を主成分とする肥料。植物の葉や茎を育てる作用があるので「葉肥」とも呼ばれます。

千鳥に植える(ちどりにうえる)

苗を2条以上植える時に隣の苗と重ならないように互い違いに植えること(日照や風通しが良くなる)。

千鳥模様に植えるとも言われます。

中耕(ちゅうこう)

雨や水やりで硬くなってしまった土を軽く耕し、水や空気の通りを良くすることを言います。

追肥と土寄せを合わせて行うとより効果的で良い。

直根性(ちょっこんせい)

主根がまっすぐ伸びる性質のことで、大根やにんじんがこれにあたります。

追肥(ついひ・おいごえ)

植物が育ち始めてから与える肥料のことで、足りない養分を補うために与えます。

接ぎ木苗(つぎきなえ)

丈夫な品種を台木にして接木した苗のことを言います。

土寄せ(つちよせ)

苗が倒れるのを防いだり、根がよく張るように苗や株の根元に土を寄せて盛り上げることを言います。

つるぼけ

窒素肥料を与えすぎて、茎や葉ばかり育ってしまい花が咲かなかったり実がつかなかったりする状態のことを言います。

定植(ていしょく)

植え付けのこと。

摘心(てきしん)

葉の先端部分の芽だけを剪定すること。あまり背を高くしたくない時に行う。ピンチとも言います。

点まき(てんまき)

一定間隔で1か所に1粒か数粒まいていきます。

とう、とう立ち(とうだち)

生殖生長が始まったサイン。とう立ちして花が咲くと栄養成長が止まって味が落ちるので、花茎を食用とする植物以外は早めに収穫します。

土壌改良剤(どじょうかいりょうざい)

堆肥や腐葉土などのことで、植物の生長に適した土壌にするために土に混ぜ込むもののことを言います。

土壌酸度(どじょうさんど)

ph(ペーハー)で表される土壌の酸性の強度のこと。ph7が中性で7より小さいものが酸性、7より大きいものがアルカリ性です。

徒長(とちょう)

光が足りなかったり、肥料や水が多すぎたりで植物の茎がヒョロヒョロと伸びてしまうこと。節間も伸び、葉が大きく薄くなってしまい、色も悪くなる。

トンネル(とんねる)

野菜のたねや苗を植えた後に支柱を立ててビニールや寒冷紗を使ってトンネル状に覆った状態のものを言います。

な行

根腐れ(ねぐされ)

根がくさること。水の与えすぎや、用土の排水性の悪さ、病害虫などが原因で起こる。

根鉢(ねばち)

根とその周りについた土のこと。鉢から抜いたときに固まってしまって根と土が鉢の形になっている状態のこと。

根鉢

は行

培養土(ばいようど)

植物を植えて育てるための土。あらかじめ植物に合わせて何種類かの土をブレンドしてあります。

ハス口(はすぐち)

じょうろの先についている穴がたくさんある部分のことを言います。

鉢上げ(はちあげ)

たねをまいたり挿し木などで育てた苗を鉢に植えること。

ハーブ(はーぶ)

薬や香料とする草の総称のことで、香りがあるものが多く人の生活に役立つ植物のことを言います。

ばらまき

重ならないように全面にパラパラとたねをまくたねのまき方のことを言います。

ハンギングバスケット(はんぎんぐばすけっと)

つりばちに植物を植えて空中に吊るしたり、壁に掛けたりして楽しむ園芸方法のことを言います。

半日陰(はんひかげ)

木漏れ日くらいかレースのカーテン越しくらいの日差しがあたる場所のこと。北向きで直射日光の差さない窓辺や1日に3時間ほど日が当たる場所(ただし正午前後は除外)も半日陰と表現される。

ph(ぴーえいち・ぺーはー)

土壌酸度を示す単位でph7が中性。これより小さいと酸性。

ほとんどの植物は弱酸性を好む傾向にあります。

肥培(ひばい)

水や肥料を与えてしっかり育てることを言います。

肥料あたり(ひりょう(こえ)あたり)

肥料の量が多すぎたり濃度が濃すぎたりしたときに植物に起きる生理現象で、根に肥料があたって起きるのは肥料やけ、肥やけなどと言われます。

肥料三要素(ひりょうさんようそ)

チッソ・リン酸・カリウムの3つの栄養素のことを言います。

深植え(ふかうえ)

苗や球根を深く植えること。

覆土(ふくど)

たねや球根を植えたあとに土をかけて、たねや球根を植えることを言います。

腐葉土(ふようど)

クヌギやケヤキ、コナラなどの落ち葉を堆積して腐らせたもの。

植物の根張りを良くする効果があります。

冬越し(ふゆごし)

冬の間に枯れてしまわずに春に成長できる状態で冬を超えることを言います。

ベタがけ(べたがけ)

たねをまいた後や育苗中に寒冷紗などを支柱を使わず全体にかけること。

寒さや風よけ、防虫効果などがあります。

ポットフィート(ぽっとふぃーと)

コンテナの下に敷く小さな足台のことで、水はけを良くするために使用されます。

ポット苗(ぽっとなえ)

ポリポットにたねを直接まくたねのまき方。

移殖を嫌う野菜が種が大きな野菜に適していて定植のときに根を傷めにくいというメリットが。

ポリポット(ぽりぽっと)

種まきや育苗に使う容器でポリエチレン製だからポリポットと言います。

本葉(ほんよう・ほんば)

子葉のあとに出てくる葉のことを言います。

ま行

まし土(ましつち)

プランター(コンテナ)栽培で、水やりすると減る分の土を足したり植物の生長に応じて土を補充することを言います。

間引き(まびき)

種まき後に発芽したあとに込みあわないように発芽した苗を抜いて空間を作る作業のことを言います。

生育段階に応じて日当たりや風通しが良くなるように株数を減らします。

マルチング(まるちんぐ)

植えた植物の地表面(株元)を腐葉土やわら・堆肥などでおおうことを言います。

雑草の発生や乾燥・寒さなどを防ぐ効果があります。

みじん

1ミリ目のふるいでも通り抜けるほど細かい土のことを言います。

鉢土にみじんが混じっていると通気性や排水性が悪くなるので取り除きます。

水切れ(みすぎれ)

植物が水分を吸収できずにしおれたり枯れ始めていること。水やりが遅れて鉢土が乾きすぎていたり、根詰まりなど水をあげても根が吸収できないときなどにおきる。

水やり

植物に水を与えることを言います。

プランター栽培の場合は、水の勢いが良すぎると植物に悪い影響があることがあるのでハス口のついたじょうろでやさしく水やりします。

密植(みっしょく)

間をあけずに苗を植えることを言います。

無機質肥料(むきしつひりょう)

科学的に製造された肥料のことで化成肥料も大きな意味ではこれに含まれます。

芽かき(めかき)

いらないわき芽などを大きく伸びてしまう前に摘み取ることを言います。

芽だし(めだし)

催芽(さいが)とも言って、発芽の時期を早めたりたねを十分保湿して温度調節することで発芽させることなどを言います。

元肥(もとごえ)

植え付けるとき、植え替えるときに与える肥料のこと。

最初に土に混ぜ込むものが多いです。

や行

誘引(ゆういん)

伸びる方向やバランスを整えるために、紐などを使ってつるや枝を支柱などに結び付けていく作業のことです。

有機質肥料(ゆうきしつひりょう)

遅効性で土壌の改良に役立つ。

牛ふん・油かす・鶏ふん・骨粉・堆肥などのこと。

葉腋(ようえき)

葉の付け根の部分のことを言います。

葉菜(ようさい)

葉の部分を主に食べる野菜のことを言います。

キャベツやレタス、はくさいなど。

葉柄(ようへい)

葉を支える柄の部分を言います。

寄せ植え(よせうえ)

プランター(コンテナ)にいろいろな種類の苗を植えることを言います。

草花や野菜、樹木などを寄せ植えします。

ら行

ラティス(らてぃす)

庭の一部やベランダに立てて目隠しにしたり、ハンギングバスケットを飾るのもオシャレ。

つる性植物をからめることもできます。

ランナー(らんなー)

親株から出た茎がはうように長く伸びたもの。

ほふく茎・ほふく枝とも言います。

リン酸(りんさん)

肥料の3要素のひとつ。

実肥(みごえ)とも言って、花や実のつきが良くなる成分。

わ行

わき芽(わきめ)

葉の付け根から出てくる芽のことを言います。

まとめ

たくさんありましたね!

観葉植物の用語まとめにでてきた用語とも重複するのですこしずつ覚えて行きましょう。

日和
わからなかったらこのページを見れば大丈夫☆

植物を実際に育てだすと、なるほど!という用語もたくさんあります。

プランター栽培、楽しんでくださいね!

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日和

日和

癒しを求めてまず観葉植物にたどり着きました。そこからプランターで野菜の栽培・お花まで手広く始めました。グリーンのお世話は精神安定剤にもおすすめ☆

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