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観葉植物を育てていて、植物が大きくなってくると手入れが必要になってきます。そのときの対処法は剪定だけではなくて
- 株分け
- 挿し木
- 取り木
などがあり、それぞれの方法で増やすことができます。
異なる観葉植物を同じくらいのサイズで並べてもかわいかったりしますよ(*´▽`*)
実生という言葉もよく出てくるので合わせて解説します。
観葉植物を株分けで増やす
株分けとは、芽や根がたくさん出て大きく育った植物をいくつかの株に切り分けたり、手で分ける方法です。
観葉植物が鉢のなかで大きく茂って窮屈そうなら株分けしましょう
観賞植物を育てていると、順調に育ってきて最初に買ってきた鉢の中では見るからに窮屈そうになってきたら株分けのタイミングです。株分けできるのは基本的には暖かいとき。
株が大きすぎたり、これ以上大きくしたくないな・・・という場合は株分けをします。
分けるのは2~4くらいにします。
鉢から株を抜いて、竹串などで根を軽くほぐします。この時に枯れたり痛んだりしている根ははさみで切って古い土を軽く落とします。
すると、手で簡単に分けれます。根鉢が固くなっているときは、はさみで切り分けます。
植え替える鉢の大きさに合わせて根を切ります。
分けた直後はしばらくの間は直射日光には当てずにいましょう。
観葉植物を挿し木で増やす
多くの観葉植物が挿し木で増やせます。
買ってから長い期間育てていると株姿が乱れたり株か弱ってしまうことがあります。そういう時は挿し木をして新しい株として育ててあげましょう。
挿し木の方法
挿し木に使う枝は、その年に伸びた新しい枝です。剪定して落とした枝でもOK。
葉を数枚つけて枝をカット。
切り口が汚れていると新しい芽は出てこないので、よく切れる刃物(剪定はさみなど)で切って土や水は清潔なものを使います。
さし床(挿し木をさす土)は、初心者さんは挿し木用の土を使うと簡単です。パーミキュライトや鹿沼土、小粒の赤玉土などの排水性が良い土でもいいのですが挿し木用の用土で問題ありません。
鉢に土を入れて、水を与えて十分に湿った状態にしておきます。
カットした枝が弱らないように、30分~1時間コップの水などにつけておきます。
水揚げしたら切り口を鋭くななめに切ります。発根促進剤を切り口に付けるとより一層根が出やすくなります。
用土に割りばしなどで穴をあけてやり、カットした切り口から2~3㎝ほど挿します。
乾燥しないように、水やりを忘れないように気を付けます。
2週間ほどは室内の明るい日陰に置きましょう。その後2週間ほど日なたへ出してしっかりと根が出たら観葉植物用の土に植え替えましょう。
観葉植物を取り木で増やす
取り木とは、幹の途中から根を出させる方法です。
パッと見、難しそうですがそうでもないのでトライしてみましょう☆
取り木の方法
取り木は、幹の表皮を2㎝ほどぐるっと一周して剥ぎ取って水苔を巻いてビニールでくるみ上下をしっかりしばります。
巻いている水苔を乾燥させないように水を与えましょう。そうすると1~2か月ほどで根が出だすので、根が出た部分の下で親株と切り離します。
挿し木のように一度にたくさんを増やすことはできませんが、短期間で大きな株を作れるメリットがあります。
取り木をするのに向いている観葉植物は
- アローカシア
- クロトン
- コーヒーノキ
- ゴムノキ
- コルディリネ
- シェフレラ
- ディフェンバキア
- ドラセナ
などです。
観葉植物の実生(みしょう)ってなんのこと?
観葉植物の増やし方を調べたりしていると実生(みしょう)という言葉が出てきます。
実生というのは、種をまいて育てる方法のことです。
種から育てた苗のことを実生苗と呼びます。
ミニ観葉で市場に出ているものは挿し木で増やした挿し木苗と一部に実生苗もあります。
アスパラガスやコーヒーの木は種が取れやすいので5~6月ごろにまいてみると上手く育つかもしれません。
観葉植物の増やし方☆株分け・挿し木・取り木・実生について解説しますまとめ
観葉植物の増やし方について解説しました。
自分で育てた観葉植物が育って鉢が増えるととっても嬉しいですよね☆
ぜひこの喜びを感じてください☆